マルチベット:払い戻しが掛け算になり、控除率も掛け算になる

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行を空のままにすれば、その試合はそもそも存在しません。控除率が入力欄なのは、胴元によっても競技によっても市場によっても変わるからです。初期値は、両側がマイナス百十で並ぶ組から出る数字です。

ここには賭けを勧める言葉も、マルチが良い考えだという主張もありません。このページは、すでに組むと決めた一枚に値段をつけるだけです。

結果

一枚に入っている試合数
合成後のデシマルのオッズ
その一枚が返す金額
一枚全体が意味する確率、パーセント
控除率を含まない合成オッズ
そのオッズなら返っていた金額
その差、置いてきたぶん
一枚全体にかかる控除率、パーセント

賞金は掛け算になり、控除率も掛け算になります。そして宣伝されるのは片方だけです。どの試合にも胴元の取り分が乗っており、試合をつなぐことで、その取り分が同じ金額に対して一試合につき一回ずつかかります。一枚全体の費用は「一足す控除率」を試合数だけ累乗して一を引いた値です。

同じ控除率が、試合数が増えるにつれて何をするか

試合数一枚全体にかかる控除率、パーセント公正な払い戻しのうち手放す割合、パーセント

その列を上から下へ読んでください。単一の賭けでの四・七六の取り分は、遊ぶための普通の値段で、誰も文句を言いません。同じ取り分が五試合の一枚では二十六、八試合では四十五になります。窓口でそう言われたら、誰も受け入れないはずの数字です。

払い戻しがいちばん大きい一枚が、いちばん高くつく一枚でもあるのは、このためです。起こりにくいことを掛け合わせているから賞金が伸びるのであり、外したときの代価も同じ動きで一緒に伸びます。二つは同じ算術を両端から見たものです。

もう一つ、じっと見る値打ちのある数字が、意味する確率です。二・〇、一・八、一・五という、どれも無理のなさそうな三試合で、一枚全体は百のうち十八・五になります。どの試合もありそうに感じられたのに一枚はそうではない。確率は掛け算で、直感は足し算だからです。

ここまでのどれも、選んだ試合が間違いだとは言っていません。言っているのは、その一枚が部分の合計より悪く値付けされていること、その差が試合を足すたびに大きくなること、そしてその増え方こそが要点であって細部ではないことです。

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同じ賭けを別々に置くより、マルチのほうが悪いのはなぜですか。

胴元の取り分が、同じ金額に対して一試合につき一回ずつかかるからです。どの試合も控除率 m を持つなら、一枚全体は「一足す m」を試合数だけ累乗して一を引いた値を負います。

マイナス百十で並ぶ組から出る 4.76 パーセントでは、二試合ですでに 9.75 パーセント、五試合で 26.18 パーセントかかります。賞金が掛け算になれば、取り分も一緒に掛け算になります。

試合数一枚全体にかかる控除率、パーセント
14,76
29,75
314,97
526,18
845,07
どの試合もありそうに見えました。なぜ一枚はそうでないのですか。

確率は掛け算なのに、直感は足し算だからです。二・〇、一・八、一・五という無理のない三試合で、一枚全体は百のうち 18.52 になります。

選び方が悪かったわけではありません。どの試合も筋の通った見立てでありながら、組み合わせは遠い一発のままでありえます。そして払い戻しが黙って支払っているのは、まさにその部分です。

控除率の欄とは何で、そこに何を入れればいいですか。

一試合あたりの胴元の取り分です。胴元によっても競技によっても市場によっても変わるので、このページは決めつけずに尋ねます。初期値は、両側がマイナス百十で並ぶ互角の勝負から出る数字です。

推測ではなく実測したいなら、ある市場のすべての結果の「含まれる確率」を足してください。百をどれだけ超えるかが、その市場の控除率です。

つまり、マルチは間違いということですか。

そうは言っていませんし、このページはどの賭けも勧めも止めもしません。言っているのは、その一枚が部分の合計より悪く値付けされていて、その差が試合を足すたびに大きくなる、ということです。

その差の大きさを知ること、それが要点です。それを払う値打ちがあるかどうかは、この計算が口を出すことではありません。